ＩＳの自作自演だった化学兵器使用！－アサド政権が使う必然性皆無！

　マティス国防長官は「アサド政権が化学兵器を使用したことは疑いのない事実」と断言しているが、ロシア、トルコ、米国がＩＳ掃討作戦に参加している現状において、アサド政権が化学兵器を使う必要性が全くないとの指摘が相次いでいる。

　そもそも、今回化学兵器が使用されたとされるＩＳ支配地域は、アサド軍にとって、戦略的には何ら重要性のないところ。そして、この地域では、イラク戦争以降、廃棄されて埋められていた毒ガスをアルカイーダやＩＳなどのテロリストが掘り出して使用してきたのである。

　しかも、これらの化学兵器は、もとはと言えば、イランイラク戦争当時に、米国が西ドイツの企業を通してイラクに持ち込んだものであり、充てん工場まで作っていたのである。そして、サダムフセインが大量破壊兵器を持っているという口実でイラク戦争を起こし、大量破壊兵器を米兵が捜索していた際にたびたび事故が起き、調べてみたら、米国製だったことがわかったのである。これをニューヨークタイムズがすっぱ抜いたのである。

　ＩＳは自作自演で化学兵器を使用し、アサド政権が使ったと喧伝した可能性の方がやはり高い。トランプにとってはどちらが使ったかは関係なく、アサド政権が使ったことにして、巡航ミサイルを撃ち込み、習近平と金正恩を震え上がらせようとした。


　あなたは、そんなことはあり得ないと思いますか。つづく。