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Made in occupied Japan ② [憲法]

日本が降伏文書に調印し、主権をGHQに渡していた時期に公布施行された日本国憲法前文の冒頭には次のような文言があります。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、(中略)ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

昭和20年9月2日に調印された降伏文書には、以下の様に、主権は天皇にも日本国政府にもなく、連合国最高司令官に属する、と記載されています。

天皇及日本国政府ノ国家統治ノ権限ハ本降伏条項ヲ実施スル為適当ト認ムル措置ヲ執ル聯合国最高司令官ノ制限ノ下ニ置カルルモノトス

つまり、日本国憲法は、実際にはマッカーサーに主権があった状態にもかかわらず、国民主権のもとで確定されたと言う、前文の冒頭から大ウソで始まっているわけです。また、憲法の原文がGHQによって作成され、秘密裏に作成されたことは、主権者である国民には知らされていなかったことは、中学校公民の教科書にある通りです。

つづく・・・

降伏文書
日本国憲法
自由社中学校公民の教科書

Made in occupied Japan [憲法]

「Made in occupied Japan」と刻印されたおもちゃは高値がついたりします。ご存知の通り、「occupied Japan」とは占領軍に主権を渡した被占領期の日本の事です。具体的には、1945年(昭和20年)9月2日に連合国に対する降伏文書に調印して主権を失ってから、サンフランシスコ講和条約が締結され、発効した1952年(昭和27年)4月28日に主権を回復するまでの期間です。

日本国憲法は1946年(昭和21年)11月3日に公布、 1947年(昭和22年)5月3日に施行されたので、日本が主権を失っていた期間に公布・施行されたものです。憲法made in Japan by GHQと言う刻印付きと言う訳です。従って、同憲法は、GHQを通じて連合国政府、特に米英の意向が全面的に反映されたものとなっています。

つづく・・・

知らんかったら中学生にバカにされんでぇ~ 中学公民教科書の衝撃的内容! [憲法]

 自由社の中学公民教科書に記述されている現在の日本国憲法が作られた経緯がこれだ!

 GHQ案の提示

 1945年(昭和20)年8月、我が国は、ポツダム宣言を受け入れて連合国に降伏しました。ポツダム宣言は、わが国に民主主義化と自由主義化を求めていました。日本を占領した連合国軍総司令部(GHQ)の最高司令官マッカーサーは、11月、日本政府に対して民主主義化と自由主義化のために必要だとして憲法改正を指示しました。これを受けて日本政府は大日本帝国憲法の改正案を作成しましたが、マッカーサーは、この改正案は天皇の統帥権総攬を規定していることなどで、改正は不十分であるとして拒否しました。GHQの民生局で新憲法案がひそかに英文で作成され、1946年2月13日、日本政府に提示されました。日本政府としては受諾する以外に選択の余地のないものでした。

 また、当時は、GHQによって、軍国主義の復活を防ぐと言う目的から、信書(手紙)の検閲や新聞・雑誌の事前検閲が厳しく行われました。GHQへの批判記事は掲載が一切認められず、特にGHQが新憲法の原案を作ったと言う事に関する記事は掲載しないよう、厳しくとりしまられました。従って、憲法審議中、国民は新憲法の原案がGHQから出たものであることを知りませんでした。
 この様な状況のなかで憲法改正の政府案は6月から10月にかけて帝国議会で審議されました。帝国議会では、主として衆議院の憲法改正特別委員会小委員会の審議を通じて、いくつかの重要な修正が行われました。しかし、小委員会の審議は、一般議員の傍聴も新聞記者の入場も認められない密室の審議でした。この小委員会の速記録は、1995(平成7)年に初めて公表されました。

 「新しい公民教科書」(自由社、2012年)



つづく・・・

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