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北の報復でソウルが火の海~? - これもデマ級の大嘘らしい [北朝鮮]

 北朝鮮への米国による先制攻撃の難点は、韓国北部のソウルが南北軍事境界線から約50キロとあまりに近く、報復攻撃で甚大な被害を受けることだとされていた。でも、軍事学者 兵頭二十八氏が検証したら、どう見てもデマの類らしい。


 実際に北朝鮮が38度線に配備している砲兵部隊は、最大、240mm自走多連装ロケット発射機200台と170mm自走砲500門。実際、どれだけ威力があるのか。


 第二次大戦中、京城と同程度に不燃都市であったロンドンに向けて、ドイツは1358基の「V-2号」弾道ミサイルを発射し、うち517発が着弾し、それによる死者は2754人だった。「V-2号」の弾頭炸薬はちょうど1トン。その1トンで5人強が死んだ計算だ。


 240mmロケット弾には炸薬が45kg充填されている。旧型は12連装、新型は22連装。全部新型とすると、4400発で198トンの炸薬だ。不発弾は1割ぐらいあるが、不発弾なしとして、198トンならば1000人くらいが死ぬであろう。ふつう、死者1名に対しては負傷者も5人くらい出るので、別に5000人も負傷するだろう。再充填には何十分もかかるので、ソウル市民は地下避難所に退避するから、2回目以降の攻撃は効果なし。


 「170mm自走砲」の破壊力は大したことはない。米軍の175mm砲弾の炸薬量14kgより少ないことは確実。500門で最初の10分に1500発。タマがすべて届いてしかも炸裂したとしても、トータルの炸薬量は1800kgだから「V-2号」の2発分に足りない。次弾の再装填には5分かかることも判明している。10分後には米軍からお返しの誘導兵器が飛んでくるので、じっとしていればやられてしまう。よって、最大2~3回しか射撃できないであろう。


 これらのデータからわかることは、米朝開戦で北が報復攻撃しても、核を使わない限り、通常兵力でソウルに100万にの死傷者が発生することはあり得ないという事。メディアの大嘘に騙されてはならない。詳細は軍事学者 兵頭二十八氏の以下の記事でどうぞ~ 「韓国発の誇大妄想被害予想を検証する」


 そんなことあり得ないと思いますか。つづく。




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