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Made in occupied Japan ③ [憲法]

 更に、日本が主権をGHQに渡していた時期に公布施行された日本国憲法前文の中ほどには、次のような衝撃的な文言があります。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

 どこの誰だかわかりませんが「平和を愛する諸国民」に自分の生命と財産を守って頂こうと、私たち日本人は決意したことになっています。「ギョエ~、そんな事、聞いてへんわ~」と、思わず叫んでしまいます。

 でも、当時、主権を失った日本で主権者となっていたのはマッカーサー最高司令官です。実力部隊として日本を守っていたのは、連合国占領軍、実質的にはアメリカ軍なのですね。だから、この憲法ができた当時の体制・状況にピッタリ合致しています。つまり、この憲法は、「被占領国家であった日本」の為に作られたと言うわけです。

 しかし、サンフランシスコ講和条約で独立国として主権を回復して以降もこの憲法をそのまま一字一句たり変えずに使っています。現在でも、国民の生命と財産を守る事を引き続きどこの誰だかわからない国の人間にお任せしますと、わたしたちは決意したままになっているわけです。

 国民の生命と財産を守るのは国家の義務です。その大切な義務を放棄している以上、国民も国家に従う義務もないと言う事になります。そして、突き詰めれば、「日本」は国家の体をなさない単なる「地名」になってしまうわけです。ものすごく重大な矛盾を抱えた憲法であることは自明の事なのです。

 問題はそれだけではありません。「そのような重大な矛盾をはらんでても良いよ。場合によっては国家崩壊しても良いよ」と決意したのは、他の誰でもない、主権者たる我々自身である、と言う事になってしまっていることが問題なのです。

 おやおや、一体これはどうしたことでしょう!^^

つづく・・・

降伏文書
日本国憲法
自由社中学校公民の教科書
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